ポイント争い Rd.17終了後


2戦を残して現地点でドライバーズチャンピオン獲得の可能性を残しているのはランキングトップから
Y.Mattari(Ferrari)186P(2wins)、
R.Masa(Mercedes)173P(2wins)、
K.Mitarashi(Mercedes)163P(1wins)、
E.Gibfen(ToroRosso)137P(2wins)の4人となっており、Y.Mattariがチャンピオン獲得へ王手を掛けている状態となった。
コンストラクターズに目を向けると
MercedesAMG344P(4wins)、
Scuderia Ferrari305P(4wins)
の一騎打ちの格好に。こちらはが王手をかけているがどうなるのか目が離せない。
このようにチャンピオン争いが大詰めを迎え盛り上がりを見せているこの
「rFactor一風変わったフレンド戦2016」
チャンピオン争いの上で注目したいポイントはこれだ。

【注目ポイントその1】「Williams、Red Bullといったタイトル争いから外れてしまいながらも実力をもつチームがどう絡んでいくのか」
タイトル争いをしている4名のドライバー、2つのチームに焦点を当ててもいいのだがレースである以上、21台のマシンが一緒に走るため彼らだけでバトルすることなど不可能である。そのためこのタイトル争いのカギの1つを握っていると思われるのは、そのタイトル争いには加われなかったものも実力を持っているWilliamsとRed Bullといったチームだろう。
Williamsはコーナーでは遅いものもストレートは他のどのチームよりも速くストレートエンドでオーバーテイクを決めるシーンが今まで数多く見られてきた。さらに優勝回数トップのW.LYも健在。そのためアメリカGPでは特にだがタイトル争いをしているドライバーに襲いかかることもあるだろうと思われる。
Red BullもWilliamsとは反対にストレートは伸び悩むことが多いがコーナーでは全チームの中でもトップクラスの性能を発揮するため、Williams同様タイトル争いをするチームドライバーを苦しめること間違いなしだろう。シーズン途中ランキングトップにも立っていた実力者C.Chocoも間違えなくタイトル争いお構い無しに優勝を狙って来るだろう。

【注目ポイントその2】「FerrariとToroRossoのチームメイトがどうこの争いに関与できるか」
Mercedes勢はドライバー2人ともチャンピオン争いの渦中にあるため別だが、チャンピオン争いをする上でチームメイトからの助けは欲しいもの。現地点でタイトル争いに関与していないY.MattariのチームメイトのC.SHINJI(Ferrari)とE.GibfenのチームメイトのB.Tomo(ToroRosso)はタイトル争いをしている彼らを有利に立たせるため与えられた任務を遂行することが出来るのかもカギの1つと考えられるだろう。

【注目ポイントその3】「チーム戦略」
Rd.12ハンガリーGPはRed BullやToroRosso優勢に思われたレースだったが燃料切れによりピットストップするマシンが多数出るなか、上位陣で唯一入らずノーピットストップ作戦を敢行したFerrari勢が大逆転ワンツーを達成した。このようにチーム戦略の違いによりレース結果が大きく変動することがある。そのため慎重にレースを進め、最善の方法をチーム首脳陣、ドライバーは見つけなければ勝利、チャンピオン獲得への道は遠のいてしまうのかもしれない。

【注目ポイントその4】「予選」
やはり後方から追い上げるのは至難の技であり、優勝出来ることは稀にしかない。確実に予選から上位につけなければ優勝はおろか高ポイント獲得さえも厳しくなってしまう。後方からの追い上げで優勝したのはC.SHINJIのRd.12ハンガリーGPの11番グリッドが最低であり、Rd.16シンガポールGPでK.Mitarashiがやって見せたアクシデントで落ちた順位を挽回する(レース中の最低位16位→5位入賞)ことなどは本当に珍しいため予選の順位は極めて重要となる。決勝もそうだが予選からも注目して頂きたい。

まったり新聞社
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