rFactor 一風変わったフレンド戦2016 DNOC Formula One Championship 振り返りその2

Rd.11はF1誕生の地イギリスGPシルバーストン。そのF1の"聖地''ではメルセデス勢とトロロッソ勢、Y.Mattari(フェラーリ)の5台によるトップ争いが行われていく。そしてR.Masa(メルセデス)がこの争いから1歩抜け出すとK.Mitarashi(メルセデス)がY.Mattariとの移籍組対決を制して2番手に浮上し2戦連続となるメルセデスワンツーフィニッシュを達成することとなった。その後ろでC.Choco(レッドブル)が6位フィニッシュを果たし開幕戦からランキングトップを守り抜いてきたR.Haryanto(マノー)を遂に交わしドライバーズランキングトップに浮上した。

Rd.12ハンガリーGPはチーム戦略で勝敗が決まった。レッドブル兄弟チームがトップ4独占、レースをリードしていくがレース終盤で燃料タンクが空に近い状態になってしまったため上位陣含めて殆どのドライバーはピットへ向かう。しかしフェラーリ勢は燃料はもつと確信し1位C.SHINJI(フェラーリ)、2位Y.Mattariのオーダーでレースを進め、見事燃料を残しきりフェラーリがワンツーフィニッシュを達成した。

Rd.13ベルギーGPでは再び劇的な幕切れとなった。予選はウィリアムズがフロントローを分け合うこととなり決勝も彼らがワンツーを保っていた。しかしケメルストレートエンドでW.LY(ウィリアムズ)にチームメイトのH.Suzu(ウィリアムズ)がノーズを引っ掛け回してしまい、W.LYはリタイアすることになると、同じ場所で次はS.Chimaki(フォースインディア)を回して同じかたちでリタイアさせたためペナルティーが課せられてしまった。そしてレースは終盤に突入し、トップ快走中のY.MattariにK.Mitarashiが急接近し残り1周で遂に1秒以内に入る。射程圏内に捕らえた最終コーナーのシケインでインから交わし8/100秒差の接戦をK.Mitarashiが制して見事優勝を果たした。なお、このレースでY.MattariがC.Chocoを交わしてドライバーズランキングトップに浮上した。

"フェラーリの聖地"として有名なRd.14イタリアGPモンツァではウィリアムズとフェラーリがトップ4独占。しかし決勝はウィリアムズが逃げてY.MattariとK.Mitarashiがそれを追う展開となった。W.LYは前回のように同士討ちにならないように細心の注意を図りながらチームメイトをブロックしトップを死守すると、そのチームメイトH.Suzuが終盤に来て急に失速しY.Mattari、K.Mitarashiに交わされて結局4位となりW.LYが今季3勝目を果たした。

Rd.15シンガポールGPでは三度劇的展開が待っていた。PPはまさかまさかのZ.SOQ(マクラーレン)が奪う。決勝ではどこを見てもバトルが起こる展開に皆は興奮した。そんなレースを制したのはR.Masa(メルセデス)やトロロッソ勢を抜き去り、猛攻を抑えたY.Mattari。 しかしそれ以上に5位争いが白熱し、最終ラップで緊急ピットにより順位を落としていたK.MitarashiがH.SuzuとZ.SOQを交わして5位を掴み取った。特にZ.SOQへのオーバーテイクは最終コーナーのものであった。

Rd.16日本GPではドタバタはあったものもレースは行われた。PPは前回に続きまたもや意外なドライバーが獲得することとなった。A.Unagi(ハース)がメルセデス勢やフェラーリ勢を抑えたのである。決勝はそれでもメルセデス勢が強く今季3度目のワンツーフィニッシュかと思われたがE.Gibfen(トロロッソ)が猛烈な追い上げでメルセデス勢に追いつき見事オーバーテイク、その後逃げ切り優勝を果たした。

Rd.17ドイツGPではいよいよチャンピオン争いも大詰めを迎え始めたことによりメルセデスとフェラーリ中心にそれを意識した戦いが展開されることとなった。PPはR.Masa(メルセデス)が奪うと決勝は彼とY.Mattari(フェラーリ)の一騎打ちとなった。3位争いも混戦模様ではあったがK.Mitarashi(メルセデス)が抜け出し表彰台を獲得、R.MasaはY.Mattariを最後まで抑えきり、意味のあるメルセデスワンスリーフィニッシュを成し遂げた。この結果によりドライバーズチャンピオンシップの方ではY.Mattariが、コンストラクターズチャンピオンシップではメルセデスがタイトル獲得に王手をかけた。

Rd.18アメリカGPはいつも以上の緊張感があった。タイトル争いに残っていたドライバー達はK.MitarashiがPP、Y.Mattariが3位、R.Masaが5位、E.Gibfenが6位となった。しかしレースは荒れる展開となり、後者2名がそれに早い段階で巻き込まれ戦線離脱、優勝戦線からも脱落することとなった。トップ争いは優勝争い前者2名とJ.Shinden(レッドブル)とB.Tomo(トロロッソ)の争いに。B.Tomoがトップに立つと最終ラップにK.Mitarashiの前でフィニッシュすることによりタイトルを決定出来るY.MattariがJ.ShindenもろともK.Mitarashiを交わしてB.Tomoに続いて2位フィニッシュ、チャンピオン獲得となった。

Rd.19最終戦ブラジルGPはコンストラクターズチャンピオン争いで崖っぷちながら生き残っているフェラーリ勢がフロントローを独占、決勝にかけた。しかし決勝のスタート1コーナーでいきなり同士討ちによりC.SHINJI(フェラーリ)が姿を消しメルセデスがコンストラクターズチャンピオンに決定することとなる。そしてドライバーズチャンピオンに輝いたY.Mattariが1周もトップを譲らずポールトゥウィンを決め今シーズンを締めくくった。


まったり新聞社

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